御局のゴージャス。

2004年5月19日〜22日、またまた行ってきました「美ら海水族館」。
毎回紹介しても紹介しきれないほど魅力がいっぱいです。
でも、沖縄に行ったら一緒に体験して欲しい事も沢山あります。
食べ物や景色や施設もそうですが、やっぱり土地の人と話をしてみて下さい。
沖縄が暖かいのは、人の心のせいかな?なんて思っちゃいますから。

今回、台風をお迎えに行ったような旅行日程でしたが、なんと一度も傘をささずに帰ってきました。
いつもと逆で一泊目が那覇。那覇空港に着いたのが午後五時でしたので、
それからすぐにレンタカーを借りて公設市場へ出かけました。
 
いつもお世話になっている「与那嶺鮮魚」さん。いろいろサービスしてくれちゃいます。
 

 
調理して貰う間はしばしくつろぎタイム。 ブタの手…!とか瞬間芸をやってます。
 
左が今回のお造り盛り合わせ♪    右が珍味盛り合わせ。なんとサービスで貰いました♪
 
ザザエじゃないです、大きな夜光貝です。この貝殻持って帰ってきました。(^_^;)
 
この甘酢あんかけのお魚結構大きいんですよ。30pくらいはあったかな。

大好物の島らっきょ。
持って帰るときに臭いが漏れるとテロと間違われそうなくらい凄い臭いがする。
それでも持って帰りたくなります。


那覇でのお宿は『ロワジールホテルオキナワ』。
その中には蝶々園があります。
オオゴマダラという種類で、八重山で見られる蝶のうち最も大きいものの一つです。
この蝶々園の中にはいると、パサパサと蝶の羽音がするぐらい沢山飼われています。
ココでおや?と思われた方はなかなかのジュディー通です。
そう、ジュディーは大の昆虫苦手人間。
こんな所に入るなんて以前のジュディーは以ての外でした。
でも、少し前にある事情があり「鳥羽水族館」で蝶を触ったのです。
思わず触ってしまったのですが、そのとき何かが少し変わったみたい。
他の昆虫はまだ相変わらず苦手ですが、もし蝶を好きになれたみたいに自分を変える
切っ掛けがあればとても嬉しく思います。
 

  
これが有名なオオゴマダラの黄金のサナギ。本当に金色なんですよ、そりゃもうC3-POぐらいに。
 


今まで目を背けていたものが、ある日突然綺麗だと思える…。
それって凄く素敵なことだなぁ…得したなぁ…って思いました。

謎の広告『パヤオ4万』!?
あるモノを求め、泡瀬の方に車を走らせていると、突如電信柱に
ものすご〜〜く気になる広告を見かけました。
アパートの「貸部屋あります」みたいな感じでペタペタと
貼られていたそれに書かれていたのは、
『パヤオ 4万』・・・・なんのコッチャ?
もちろんジュディーにはまったくわかりません。
・・・って言うか、この響きが可笑しくて大笑いしました。
貼ってあるものを目にするたびに謎は深まる一方で、
もう気になって気になって仕方がありません。
その他にも貼られていた広告は魚釣りのものだったので、
これはきっと魚の名前かな?と思い始めましたころ、
なんと『パヤオ直売店』なる店を発見しました。

漁港ということもあり、やはりそこは魚の直売所…。
コレは絶対「パヤオ」が売られているに違いない!
店に突入すると、店内をくまなく見て回りましたが「パヤオ」と
書かれた魚はまったく見あたりません。
まあよく考えてみると、魚一匹に4万円なんて滅茶苦茶高いです。
もしそうならマグロみたいにでっかい高級魚なのか?
う〜ん、店の人に「パヤオってどの魚ですか?」と聞く勇気も
なく店の外に出ると、屋台の天ぷら売りのお兄さんが
支度をしていたので勇気を出して聞いてみました。
「すみません!『パヤオ』って何なんですか?」

・・・・・・ココで「続く…」とかやったら友達無くすな。(^^;)
では解説。
パヤオは端的に言うと「浮き漁礁」。
ブイの下に魚礁を下げて魚の住処にするものだそうです。
ネットで検索すると「パヤオ釣り」とか沢山引っかかってきます。
大物釣りをする人には結構メジャーな言葉かもしれませんね。
で、何が4万だったのか?パヤオが4万?パヤオ釣りが4万?
パヤオの何が4万なんだぁ〜!!

「海中道路ロードパーク」
今日は大潮なのでしょうか?もともと遠浅の場所のようですが、
沢山の人が何かを採っていました。

風は少し強かったけど、たしか台風だったよね。
このお天気に綺麗な海、すっかり忘れていました。


以前、「鳥羽水族館」のもりたき氏がジュディーに囁きました。
「ジュディーさん、ナマコを練り込んだ麺があるの知ってる?」
な、なんですと〜!
「食材探求団」としては是非とも食べてみなければ。
もりたき氏の情報をもとに探し当てたのは「双葉中食」。

麺はなめらかでつるつるシコシコ、色も想像していたものとは違い真っ白でした。
麺の美味しさもさることながら昆布・鰹・鯖・等で取られたスープが秀逸です。
最初は驚いた野菜いっぱいの具も麺や具をまったく邪魔することなく、
一体となった美味しさがありました。
もちろん他の沖縄ソバも美味しいのですが、ココのソバは
是非とも一度は食べてみて下さい。

写真を撮っているところを撮られています。

店内には陳健一さんの写真とサインが。

食後、店の方にいろいろお話を伺い、麺に使用しているナマコも見せて頂きました。
美味しい食事に優しい人の居る素敵な時間を過ごさせて頂きました。
ごちそうさまでした〜♪

「新垣ぜんざい屋」

さて、食後の甘味ですな。
沖縄のぜんざいも最近ではバリェーションが沢山あります。
でも、どんなに豪華になっても、ジュディーはココの綺麗な味の
ぜんざいが一番好きです。
こんなに大盛り小豆たっぷりで値段は¥200−。
私みたいな観光客も多いけど、地元の子供が全力で食べて帰って行く姿を見ると
「私の子供の頃にもこんな溜まり場があったなぁ…」って懐かしくなりました。
私が食べていたときは他にお客さんも居なくて、店内はとても静かでした。
台風が近かったせいなのでしょうね、ときおりフワッと店内を
風が通り抜け、足下で何かがカサッ…と音を立てました。
鮮やかな色のブーゲンビレアでした。
遠い昔に馳せていた思いが不意に現実に引き戻されたような感じでした。
味覚って、もしかすると視覚以上に色鮮やかに鮮烈かも…、なんて
わけのわからないことを思いながらぜんざい完食。
ごちそうさまでした♪


『美ら海水族館』ファンの皆様
↓
2ページめにつづく。